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姫マツタケは栄養素をたっぷり含んではいますが、生のままだと日持ちしない特徴があります。
また多くの栄養素は頑丈な細胞壁に守られているため、煮たり焼いたり刻んだりといった単純な方法では栄養素を取り出すことができません。
さらに、栄養素の中でも水に溶け出す水溶性のものと、水に溶け出さない不溶性のものの2種類があるんです。
そのため生産者の間では、姫マツタケの栄養素を効率よく抽出するための方法がさまざまに編み出されてきました。
どの加工法で抽出されたかによって、抽出された栄養素の含有量などが変わってきますので、
製品選びの大きなポイントになります
また、原料はどんな場所で栽培された姫マツタケなのか、ということも大事です。
このページでは姫マツタケの産地や加工法について確認してみましょう。
現在、姫マツタケは日本や母国ブラジルの他に、中国、韓国、台湾、アメリカ、パラグアイなどで生産されています。
どこの国のものがいいというのは一概に言えませんが、産地よりもむしろどのような土壌で栽培しているかが重要だと言えます。
また姫マツタケは非常に繊細なキノコのため、すぐに傷んでしまいます。
健康に育ち、有効成分がたっぷり含まれているかどうかは、どんな堆肥を使って栽培されているかによって大きく左右します。
衛生的な栽培がされていないと、逆に大腸菌などの菌が繁殖して健康を害してしまう可能性も。
雑菌や農薬、有害金属などを含まない、衛生的で安全な土壌で育てられているかどうかを確認しておきましょう。
他の食品と同様に、姫マツタケも最近では安価な中国産が入ってきています。
しかし、中国産をうたった製品の中にマッシュルームが混入されていたり、乾燥させる工程で有害物質が含まれるケースが発生しており、
安全性について疑問視されています。
安全性を考えると、やっぱり国産がベスト!と私は思います。
次に代表的な加工方法と特長をいくつか紹介しましょう。
乾燥させた姫マツタケを粉砕にした後、さらに細胞壁を壊してパウダー状にする方法。
頑丈な細胞壁を壊すことで栄養素を取り出しやすくするため、栄養素のほぼ100%を取り出し、体内に吸収することができる。
姫マツタケの菌糸体に酵素を反応させることで、β-Dグルカンなどの分子量を小さくする方法。
体内での吸収性は上がるが、本来の分子構造が壊れてしまうため栄養素の有効性は低くなる。
熱した水の中で姫マツタケの栄養分を煮出す方法。
この場合、水に溶け出す水溶性の栄養素しか取り出せないので、β-Dグルカンはじめ抽出後の栄養素は半減する。
圧力釜にかけることで細胞壁が少しずつはがれ、栄養素を煮出す方法。
熱水抽出法より多くのβ-Dグルカンが抽出できる。
乾燥した姫マツタケを粉砕してパウダー状にする方法。
栄養素がそのまま残っているが、固い細胞壁に守られたままの状態なので、体内での吸収率は低くなる。
姫マツタケ製品として最もよいものは何かと考えると、
「栄養素が壊れない状態で抽出され、体内で吸収しやすいように加工されている」
と言えることができると思います。
上で紹介した加工法を比較してみると、最も当てはまるのは「細胞壁破壊製法」ということになるでしょうか。